22 Jul 2008

チェコれぽ・その4 ~ チェコのお買い物 ~

2日目。
クトナー・ホラに行く前に電車まで時間があったので、プラハ本駅によって、あまりのボロさにびびっていたチエちゃんとあたし。

どどどど、どぉしよぅ、、となって、ふと駅の左のほうに歩いていくと、こんな看板があった。全然読めないけど、ちょっとのぞいてみたら、なんと!!

めちゃくちゃ大きいチャリティーショップだったーーーー!!!
やたーーーー!!

ぱっと見なんのお店だか全くわかりませーん。

でも入ってみるとこんな感じ!奥のほうまでダァーーーーーっっと古着古着古着です。
入った瞬間、あ、これは・・やばい!!と思ったチエちゃんとあたし(笑)
電車の時間も忘れて、無言でお買い物。
なぜか柔道着とか売ってた。ヤワラ!!

こんなに広いのに、ぜんぜーーんお客さんいません。大丈夫か、プラハ本駅!!頑張れ!!

こんなバッグが次々と運び込まれてました。一体どこからくんだろう?
どこか大きいチャリティーショップのイベントか何かなんだろうか?これは。
それともいっつもあるのかなぁ??
それにしてもすごい量です。

このでかさが伝わるかなーーーー?この奥と、隣の部屋までずっと古着の山です。
古着王国です。

これが戦利品だーー!!
襟がでっかい白レースのブラウスと、花柄のロングワンピース、むらさきのキュロット!

ニットのセーターと花柄のセーター、かなり使えるベルトとチェコ語の布バック。
1つ30チェココルナ(150円くらい)なので、これだけ買っても210チェココルナ!1200円くらいなのだーーーーー。
安すぎる!!チェコやばい!!
チエちゃんはあたしよりもっともっと買ってました(笑)

このあと、クトナー・ホラに行って、帰ってきてもう1回ここに戻ってきたし!(笑)
あーーー楽しかったなぁー。

こっちはおみやげ。
チェコは温泉が有名なので、バスソルトとチェコビーズの詰め合わせ。
Jan Svankmajerのギャラリーで買ったポストカード。
チェコのかわいい絵本と、木で出来たクリスマスの飾り!

クルテクーーーー!!!!(はぁと)
チェコのモグラの妖精らしいです。かわいすぎぃぃーーー!!
マグカップとキーホルダー買ったー。
キーホルダーは可愛かったのでおねぇちゃんにも1つ買った。

チェコ3日目へ続く。

ちぇこレポ・その3 ~2日目、クトナー・ホラ~

チェコれぽ、2日目です。
この日は、このチェコ旅行で絶対行こう!と決めていた、納骨礼拝堂を見るためにプラハから出て、クトナー・ホラという街へ電車で移動。

Jan Svankmajer のショートフィルムに出てくる教会で、4万人もの僧侶やペスト、フス戦争の犠牲者の骸骨で納骨堂内が飾り付けてあるのだー。こわ!でもすごい!



チケットを買ったあと、電車の時間まで暇だったので、プラハ本駅を見よう!とふら〜と行ってみたんだけど、明らかに廃墟のニオイがするんですけど、、プラハ本駅、、。
プラハって名前が付くし、地球の歩き方にはアールデコの綺麗な建物って描いてあったのに、天井はぼろっぼろだし、ハトの巣があるし、チケットオフィスは全部閉まってるし、幽霊カフェみたいなのがぽつーーんとあって、かなりすごかった!
違う意味で!びっくりした!!
ロンドンで言うKing's Crossみたいなのかと思ってたのに、まじ、廃墟だったーーー。

カフェがあったけど、お昼時だったのに、ぜんっぜん活気がありません。

駅なのに、時計がすべて止まっています、、。
プラハが心配だ!

こんな可愛いカラーリングの電車に乗って、クトナー・ホラへ!
電車でおいしーーランチを食べて、ぽかぽかでチエちゃんとウトウトしてたら、降りそこないそうになった!びっくりした!

無事、クトナー・ホラ駅に付きました。
なんにーーも周りに無かった、、田舎です。

つ、ついについてしまった、、、コワイ!!コワイよーー!!

作った人のサインまでも骨でしてある!!Janの空気がそのままあった。

すごい、、すごい量ですけど、、4万人分ですよ、、
これは骸骨で出来ている鐘です。これがあともう1つ反対側にもあったー。

骸骨カップ。
ここまでやってると作り物のように見えるけど、全部本物です、、。
本当に頭蓋骨が骨くわえてます。本人の骨でありますように、、。

骸骨シャンデリア。
これは人間の全てを使って作られているそうです。
骸骨がビーズみたいになっちゃってます。
でも、すごく緻密に計算して作られてて、作品として素晴らしかった。

天井もすべてこんなふうに骨、骨、骨、で飾られてた。

骨で女の人に見えるように作ってあるんだけど、分かる!?すごいよー、これ!

こっちは鳥になってて、骸骨の目の部分をつついています。
人の骨で遊びすぎです、これ作った人。

これが全体図。
シュヴァルツェンベルク家という一族の紋章。

Frantisek Rintというもともとチェコの木彫師によって1870年から作られたらしい。
罰当たり、、というか、もともとこの教会の墓地は聖地として有名で、みんなここに納めてほしかったらしく、土地を拡大するときに、掘り返した骨を積み上げていったのが始まりらしい。
ここに納めて欲しかった人達の骨なら、まぁ、いいのかな、、え、、どうなんだろう(笑)

に、しても、1体とか10体とかじゃなくて、4万体だからね、ここまでやっちゃったらやり過ぎというか、度を超えすぎてて、逆にすごいよ。
Artとしてもスゴく有名らしく、評価は高いらしい。
骸骨を見た!というよりはなんか、マッチ棒で出来た船とか、そうゆうのを見て、すごい!と思ったときのような気持ちがしました(笑)

この日は、偶然にもでっかいチャリティーショップを見つけたのだ!
そこがまじ楽しかった!!

それは次回でー。


17 Jul 2008

no title




「 幸福は寓話で、不幸は物語である。」


誰の言葉だったっけ?

なぜか頭から離れません。
名言とは思わないけれど、納得してしまう言葉の1つです。

チェコれぽ・その2 ~ 1日目のつづき ~

1日目の続きです。

カレル橋を渡って、川の反対側へ!!
橋の上にはなんと、30個の聖人の彫像があったー。1つ1つ作者が違くて、中には触るとご利益のあると言われるものも。もちろん、触ってきたーー(笑)



たくさんのストリートパフォーマーや、自分の作品を売るアーティストがいた!
ロンドンでやってる人達よりも、作品の個性が強い気がした。
おみやげ物って感じで売ってるっぽくなくて、よかったー。
このおじさん達のバンドも素敵だった!
さすが音楽の街だな!
窓からネコ様とおばあちゃんが幸せそうに外を見ていました。
カワイイなぁ。バイバイしてくれたーー。
プラハの建物の色合いがすごくかわいい!ピンク、緑、黄色、エッグシェル、、、カラフルなんだけど、なんとなく統一間もあって、すごく素敵でした。
それから、石畳の坂道をひたすら上り、、上り、、。
疲れてヘトヘトになったところに、この風景!!
綺麗だったーーーーーーーっっ。
プラハ中を見渡せて、さっき渡ってきた橋が遠くに見えました。
プラハはとっても小さい街。歩いてどこにでも行けちゃう。

プラハ城の前のおまわりさん。
水色の制服が爽やかです。その後ろのグレーのシマシマと合ってる。おしゃれね。
プラハいけめんと、銃にびびるあたし。

プラハ城の中には大きな庭や、ミュージアムや、この大聖堂や、建物がいっぱい。
しかもこんな丘の上に!
よく昔の人はここまで石を運んだね。
でも王様だから、ここに城建てる、というのも分かる気がする。
これがプラハ城の敷地内にある聖ヴィート大聖堂。この旅で行きたかった場所の一つです。
14世紀に建てられた、チェコ代々の王様達が地下に眠る大聖堂。

中に入ったら、ゴスペルを歌う集団が!
たぶんアメリカ人の観光客なんだけど、みんなでゴスペルを何曲か歌ってくれた。
すごく綺麗な音で、こんな音楽が人間の声、体で作れるのか、と感動した。
しかも大聖堂の中で、音が響いていて、素晴らしかった。

そして、この大聖堂、本当に中の装飾が綺麗。天井が高くて、光の入り方がすごく素敵。
この天井の作りがすごく好き。
両サイドの窓にはステンドグラスがたくさん。
これはその中でもたった1つだけ、ミュシャによって描かれたもの。
他のとは絵のタッチが全く違っていて、言われなくてもミュシャだな、と分かる。
特にミュシャが大好きなわけじゃないけど、こう見るととても素晴らしい画家だな。

完璧なライトと壁に描かれた絵。
それから、丘をくだる途中にあるToy Museumへ!!
ぎゃーーーーーーん!
Pollocks Toy Museumがロンドンで大好きな場所の1つなので、これはその大きいバージョンみたいだった!しかも、チェコアニメの国、チェコだ!
閉館ぎりぎり、すべりこみで入ったーー。
これはあたしが大好きな人形のシリーズ。
顔がそのまま生地にプリントされてるもの。Pollocsのほうにもある。
これは服を着てるけど、服もそのままプリントされてるものもあって、それもすごく素敵!
いつか手に入れたい物の1つ。




牛、牛。木で出来た牛さんです。
年代ごとに分かりやすくおもちゃが分類されてて、分かりやすかった!
あまり時間がなくって、じっくりは見れなかったのが残念だったけど、Jan Svankmajerの原点を見た気がした。こうゆう国で育った人なんだな。
でも、コレクションの飾り方は断然Pollocks Toy Museumのほうが好きだと思った。

常設の2階ではBarbieのエキシビジョンがやってて、数千体ものBarbie人形がいた!
すごいぞ、Barbie、なんだか、もう、Barbieで小さい地球出来ちゃうぜってくらいの数でした。
やっぱり昔のBarbieが可愛かったなぁ。


これ、作った人は天才です。このBarbieの笑顔が最高です。隣には医者のBarbieの彼氏だと思われる人が。助けてあげて、早く。

それから、プラハ城内をぶらぶらと散策し、丘を下って、橋を渡って、ご飯を食べに。
このときは腹ぺこで死にそうだったぁ〜〜。
パブみたいなところでやっとありつけた、チェコ料理とチェコビール!!
チェコは物価が安い!ビールもご飯も安い!!

この日はこのあとスーパーによってホステルに帰っておしまい。
着替えてベットに入って5秒で寝ました。

チェコ旅行2日目は、クトナー・ホラへ!納骨礼拝堂へ行くのである!

その3へつづく。




16 Jul 2008

チェコれぽ・その1

7月7日。

ついに念願のちえちゃむとのチェコ旅行ダーー!!
朝4時半にフラットを出発。Luton空港へ。
前日のバイト後に変な時間に寝たので、夜全然寝れなくって、、朝つらかったーー。
しかも、雨、、雨、、。

London、Victoriaからコーチに乗ってLuton空港へ。そして3時間ちょっと飛行機に乗って、チェコの首都、プラハに到着!!


当たり前だけど、、チェコ語読めませーん。
チェコ語は全く未知の世界なのです。
フランス語だったらなんとなく英語とスペルが似てたりするから、意味も予測しやすいんだけど、チェコ語は結局最後まで1つも覚えられなかった(笑)

とりあえず、プラハの北の方にある空港に着き、一番近くのMetroの駅までバスで向かう。
お金もバスのチケットもなんだかカワイイ!!
なんだか、初めてロンドンに来たときのような、、気持ちになった、、(笑)


そして、ホステルに向かう電車に乗ろうとしたら、、
あれ、、
ちえちゃむがいない・・・!!
あたしは電車の中、ちえちゃんはまだプラットホーム、、
いきなり、ハプニング出たーーーー!!!
あたしはドアのしまった電車の中から、ポケーーっと突っ立ってるちえちゃんに、「次の駅ね!!次の駅ね!!」と必死に伝えて、頑張って笑いを堪えたけど、まじでその1駅間の電車の中、バカなアジア人め、という視線が痛かったのである。

そして、次の駅でチエちゃんが乗ってくる電車を待つ。
ホームはこんな感じ!
レゴみたいですっごく可愛い!駅によって色が違う。ピンクとか緑とかもあった!
(今、気付いたけど、路線によって色が違うのかも。たぶんそう。気付くのおそっ)

無事、チエちゃんと合流(笑)

ホステルの最寄り駅まで到着。
駅を出た瞬間に、全然街の色が、空気が違う!!と思った。
なんとも言えない、なんか、建物と街の古さと、新しい時代の物(or 者)のコントラストみたいのがやっぱりあって、あー、やっぱりヨーロッパの街は、どこもなんとなく、こんな雰囲気があるんだな、と思った。
共存は出来ても、混ざらないものという感じ。時代や時間は平等には流れていない、どこの国にもそういう物はあるのね。

あたし達は、標識もなんにも読めないクセに、遠くに見えるあれがきっとプラハ城だ!と断定し、じゃぁ、川はあっちで、旧市街地があっちで、ホステルはあっちだ!と、興奮し、デタラメに歩いてたら本当に、旧市街地に付いた(笑)スゲーーー、プラハまじっくだな。

旧市街広場。奥に見える2本の塔がある教会がティーン教会。
黒い建物の教会って珍しくない?でもすごく綺麗なゴシック様式の建物。

そして、今回泊ったユースホステル。
Hostel TYN』安くっておすすめ。そして、ものすごくティーン教会から近いです。と、いうか、裏手にあります。
なぜか、韓国人風の写真のポーズのチエちゃん。

それから、ホステルに荷物を置いて、身軽になって、プラハ城を目指すのである!!
と、意気込んで出掛けるも、途中、あまりの物価の安さにアイスを買い食い、適当に道をぐるぐると歩き回り、方向的にたぶんこっちっぽい、とかいう感じで歩いていたら、
「か、川の匂いがするよぉー、ちえちゃーん!!」
「水の匂いがするーーー!!」って、
犬の嗅覚並みの鼻でくんくんしながら歩いてたら、本当にヴルタヴァ川に出たァ!!

しかも、カレル橋をすごく綺麗に見える場所に出られた!
すっごくキレーー!右にはカレル橋、左には小さい島、奥にはでっかい森みたいな公園が見えた。やっぱり、ロンドンもパリもプラハも、川がある街というのは、美しいです。
この頃になると、朝から曇ってた天気も快晴になって、ぶらぶら歩くのがすっごく気持ちよかった〜。
街の中を走る、トラム。
プラハは本当に小さい街なので、地下鉄も3つしか線がなかった。

そして、これから、このカレル橋を渡って川の反対側の丘の上にあるチェコ城に向かうのであーーる。

それは長くなるので、その2で。







もちろん、つれてきたバニちゃん。3日間毎日なぜがバックに入ってたよ。