27 Jan 2008

sleeping and dreaming


今日課題で見に行かなくちゃいけないエキシビジョンがあって、それに行ったんだけど
なんとそのエキシビジョンのタイトルが
「Sleeping and Dreaming」だった。

この間、夢(寝てるときに見るほうの)について、チエとしおりちゃんととても興味深い話をしたので、なんてタイミングなんだ!と思いながら見に行ったのでした。
welcome collectionという病院のすぐそばにある小さなmuseumなんだけど、
そのこぢんまりさが好き。

Sleeping and Dreamingのエキシビジョンはすごく面白かった。

動物もね、夢見るんだって。
あとね、夢の中で味を感じれたり、なにかに触ったりも出来るんだって。
あと、夢をトレースするのに成功した人がいたり、
でもそれってあんまり夢がないけど。
あとさ、すごい、と思ったのが、目の見えない人も、夢を見るんだって。
輪郭がない(?)らしいけど、寝てる時は目が見えるってことっていうか、想像は自由っていうか、それってすごくすごく素晴らしい、と思った。

でも、そのエキシビジョンではあたしの謎は解明してはくれなかったんだけども。
人って、一度経験したことを夢の中でもう一度同じ経験することってないよね?
同じ場所にいたり、なんとなく過去に行った事ある場所が出てきたりはするけど、
同じ場所、同じ事をもう一度繰り返し経験って出来ないよね?
少なくとも、あたしとチエとしおりちゃんはそれをしたことがない。
それっていくら後悔してたり、もう一度やりたいと思ってる事があっても、夢の中でさえ叶えさせてくれない、
希望は過去じゃなくて未来にもてってこと?
だってさ、「経験」と「夢」は反対の意味だもんね?

チエが言ってたのは人って自分が起きてるときには消化しきれなかった感情とかを夢の中で消化してるんだって。
だから自分の今の感情と夢が近かったりしてるらしい。
だから、夢はなるべく覚えてない方がいい。

ほんとに人間てうまく出来てるよね。
自分の気持ち、自分の感情なのに、実際自分で処理出来ない部分があって、
でもそれを自分が休んでる間も脳みそくんがちゃんと処理してくれてるなんてさ。
うまく出来てるっていうか、すごいな。
神様ってすごいなあ。

最近読んだ本に、自分が世界を変えられるなんて思うなって書いてあって、
なんだか本当に深く共感した。
だってさ、自分のこんな小さな体でさえ自分で処理しきれないで、どうして、人ってそうなっちゃうんだろうね?

まずは自分の中の小さな国で王様になってか他の土地に攻めて行ってほしいね。

あ〜あの本もう一回読もう。

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